お世辞だとわかっていても

お世辞だとわかっていても

お世辞だとわかっていても

よく「人の使い方のコツを教えてください」とか、「どうすれば人が集まるでしょう」などと聞かれます。そのコツはまず、人を「いい気持ち」にさせることでしょう。

「注目、称賛、微笑」など、できる限りのテクニックを使って、相手の自己重要感を持ち上げるのです。もし、これを知らなければ、よいタネ銭ができてアイデアがあっても、必ず失敗します。

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これは、客の引き寄せ方も同じです。呉服屋の番頭さんが、「どれも、お似合いになります」とほめる。高いものを売りつけて、「やはりお目が高い。このようなお品が買える人は、そうはいません」なんてことをいう。お世辞だとわかっていても、客は悪い気持ちはしないでしょう。女性は、自分が最も嫌ってる男性からでも、容貌をほめられればうれしいそうです。

私が賃貸マンションに住んでいたころ、「更新」の時期になり、不動産屋に出向きました。東京の賃貸システムでは、たいてい二年おきに契約の更新があり、「更新料」として、ひと月分の家賃が必要になります。又、このとき、家賃を少なからず値上げされるのです。少しは負けさせようと思って、不動産屋の担当者としばしやりとりがありました。が、その担当者に、「いやあ、私のような月給取りじゃ、こういう高級なところには住めませんよ」といわれてしまったのです。「値上げしても、あなたなら払えるでしょう。払ってくださいよ」という意味です。

私は相手の手口はわかりましたが、苦笑いして、同意することになってしまいました。「私には無理だが、あなたなら・・」と、自分を低めて、相手をいい気持ちにさせる術。手の込んだお世辞です。すべて商売は、「お客様は神様です」の精神が必要です。メーカーなら、小売店の自己重要感を持ち上げます。たとえば、「このデパートにしか直営店を出さない」というように。

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