第二段階の「仕組みづくり」
第二段階の「仕組みづくり」
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成功に向けて、あなたの夢を具体化するために、次に「仕組み」をつくります。この企画に参加してくれる人全員に対して、具体的な夢の実現計画書をつくるのです。
経営には、いろいろな「仕組み」がありますが、たとえば、直接、人の資金、土地、働き手などの力を得て、あなたが運営していくシステム。あるいは、事業を組織化する・フランチャイズ(土地や店舗などは相手の者で、ノウハウや商品を提供するといったやり方)システムもあります。
どんなシステムで、どのように力を借り、どのように利益を分配していくのか。「だれが、いつ、どこで、どのように、だれに」といったことは、明確にしておかなくてはなりません。
成功の際に、応分の利益が得られるという見通しが立たなければ、力を貸してくれる人はいないでしょう。実際的な可能性のある数字を出さなければいけません。これらのことで、「これは本当に儲かりそうだ」という感動が生まれると、リスクの感覚ー危ないという感覚が薄められます。「これなら、きっとうまくいく」と納得すれば、投資する人、労働力を提供する人が呼び込まれてきます。
自分は必ずしもトップに立たなくてもいいでしょう。ただし、成功の、結果として生じる財産、名声は、自分のもとに帰属するように設定しておかなければなりません。「資金を提供する代わりに、社長の座をよこせ」といってくる人もいます。しかし、あなたは創始者なのですから、少なくとも会長という立場にはいるべきです。
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